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投稿日：2017.03.31 金曜日
毎年恒例の朝霞鋲螺会 研修旅行に参加してまいりました。
今年は金物製造の町、新潟県は燕三条です。
当日は大宮駅集合で新幹線に乗り燕三条の爪切りで有名な『(株)諏訪田製作所』様
の工場見学をさせていただきました。
こちらの会社に到着してまず驚いた事は「これが工場？」という外観です！
まるで美術館のような外観の中へ進むと製品を造った際に出る廃材で
職人達が勤務時間外に作ったオブジェ？に圧倒されます…
そこから黒く塗られた工場内を歩いて行くと鍛造工程⇒研削⇒研磨⇒仕上げと職人による手作業工程が確か６０？
工程ほどを得て１つの爪切りになるらしいです！
これだけの職人工程を見せられると最後に売られている１つ￥6,000程の
爪切りが安価に見えてしまい、たまらず購入してしまいましたが
家族や従業員にはあまり伝わらないので今度全員連れて行こうと思いました。
その後岩室温泉へ宿泊し疲れを癒し翌日、弥彦神社へ参拝し『三条鍛冶道場』にて
鍛冶体験！職人おじいちゃんに怒られながらペーパーナイフを製作し
帰路へつきました…
今回の旅行にて感じた事は燕・三条の町及び行政が一体となって金物の町を
盛り上げていこう！そして後継者たちが今の時代にあった物の作り方、見せ方、
売り方を後世に残していこうという姿勢が伝わりました。
最後に買ってきた爪切りで爪を切るとまったく爪にバリが出ません！
今迄の爪切りは多少衣類等に引っかかったりしている感がありましたが
こういう見えない感触がリピーターを作り噂となって『名品』と呼ばれるのかと
思います。
